OSM(OpenStreetMap)データは様々な方法で手に入れることができる。 何を手に入れたいかにより、その入手方法は異なる。
自分の場合、時には世界の全データということもあるが、 日頃は日本地図用の日本地図領域全体のOSMデータであるが、 時には関東、四国といった狭い範囲のデータをダウンロードするときもある。 一つの市とか大都市の区程度の狭いときもあれば、自分が今日、 マッピングした狭い範囲のデータというときもある。
今表示しているタイル1枚といったごく狭い範囲のこともあるだろう。
世界地図の国境とか国名というように、地理的には広範囲であるが、 欲しいデータはごく一部に過ぎないこともある。
昨晩までの最新データが翌朝にはダウンロードできる。 自分の場合、japan-latest.osm.pbf をダウンロードすることが一番多いが、 時には europe-latest.osm.pbf、asia-latest.osm.pbf、… といった世界全体のデータをダウンロードするときもある。
今回、以前にダウンロードした kanto-latest.osm.pbf のパースでエラーが起きたので、 念のため、新たにダウンロードした。
pbf圧縮形式ファイルがそのまま読み込めるフリーソフトが多いが、 xmlテキスト形式がいる場合には、osmconvert で変換するのが速い。 pbf形式本家の osmosis でも変換できるが、時間がかかる。
osmconvert d:/downloads/japan-latest.osm.pbf > c:/osm/japan.osm osmconvert d:/downloads/kanto-latest.osm.pbf > c:/osm/kanto.osm
矩形範囲のデータはOSM本家のサイトから API を使ってダウンロードするのが良い。
http://api.openstreetmap.org/api/0.6/map?bbox={left},{bottom},{right},{top}ここで
この場合、XML形式のテキストファイル map.osm が得られる。
例えば、OSMデータは次のようにして得られる。
http://api.openstreetmap.org/api/0.6/map?bbox=141.145,24.644,141.586,24.897