リスト(list)は下の例のように、全体は [ ] で括り、要素は「,」で区切る。 最後の要素の後には 「,」をつけても、つけなくてもよい[1]。
a = [10, 20, 30, 40]
下記のように適宜、改行して記述することもできる。
if __name__ == '__main__': a = [10, 20, 30 + 15, 40] print a
このプログラムの実行結果を下に示す。
c:\sys>python \mh\www\python\src\list01.py [10, 20, 45, 40]
異なる型の要素のリストを作ることもできる。
a = [123, 'abc']
リストに要素を追加するには append() を使う。 次のプログラムは最初に空のリスト a を作成し、要素 123、要素 'abc' を順に追加している。
if __name__ == '__main__': a = [] a.append(123) a.append('abc') print a
リストの要素の参照には [n] を使う。添え字はC言語などと同じで 0 から始まる[1]。
a = ['A', 'B', 'C', 'D', 'E'] a1 = a[0] # 0番目: 'A' a2 = a[2] # 2番目: 'C'