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Inspiron 14 5445

はじめに

近年のプログラム開発は地図アプリ関連だけであるが、これまでのノートパソコンはメモリ 8GB、SSD 256GB であり、 Android Studio では最低限の性能である。 地図アプリでは扱うデータ量が大きいため、増設SSD で対応していた。

今回購入した Dell Inspiron 14 5445 はメモリ 16GB、SSD 1TB であり、CPU性能もおそらく、 並列処理がうまく行える場合には、これまでの PC の2,3倍を超えるであろう。

これまでのノートPCは2コア、今回は8コアである。シングルスレッドのアプリでも実行時間は相当速くなった。

セットアップおよびOS更新

セットアップおよびOS更新には多少時間がかかったが、特に、問題はなかった。

Android Studio

ここ3年はメモリ容量が気になり、Dolpine を使い続けた。今回は、パフォーマンスに不安はないため、 最新の Ladybug(てんとう虫)をインストールした。

Gradleなどのバージョンアップが必要になったが、地図アプリ GIS (version 17) がコンパイルできた。

Javaコマンドラインコンパイル

近年、ノートPCでの Javaプログラム開発はコマンドラインで済ませている。

JDKをインストールした。

PS C:\map> javac -version
javac 23.0.1

これまではコマンドプロンプトを使ってきたが、PowerShell を使った場合、-encoding sjis が必要なようだ。 ファイル自体は UTF-8 コードである。

PS C:\map> javac -encoding sjis -d ./class util/*.java

コマンドプロンプトの起動方法も分かった。結果は 同じであった。

とりあえずは、-encoding sjis を付加してコンパイルする。

C#コマンドラインコンパイル

OSに標準で付いているものを使う。 使いやすいように C:\Windows\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\ を環境変数に追加した。

PS C:\map> C:\Windows\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\csc
Microsoft (R) Visual C# Compiler version 4.8.9232.0
for C# 5

DB Browser for SQLite

問題なくインストールでき、gps.db を開いて、動作確認した。

Osmosis

ここ5、6年は osmconvert を使ってきた。当初は高速であったが、バージョンアップで遅くなった。

最初に osmconvert を試したが、ファイルサイズがおよそ2倍になり、実行時間はこれまでの数倍となった。 また、先頭の BOM が付加される不都合もあった。

そこで、osmosis に戻すことにした。

レンタルサーバへの FTP接続

FFFTPでは、接続は成功し、サーバのディレクトリも表示されるが、ミラーリングアップロードで、 「アドレスが取得できません.」というエラーとなる。

FFFTP の使用をやめて、WinSCP をつかうことにした。WinSCP は問題なく動作した。

リファレンス

[1] [Windows 11] 「コマンドプロンプト」を表示する方法
[2] FFFTPの設定に関する注意点