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楽天Wi-Fi Pocket2Cを使う

はじめに

楽天のポケットW-Fiはスマホのテザリングに近い。自分の場合、動画を見ることはないが、 しばしばパソコンでネット検索をする。 また、数か月に1,2度であるが、2GB程度の地図データをダウンロードすることがある。 頻繁にテザリングを使うのもスマホにトラブルが起きるかもしれないので、 楽天Wi-Fi Pocket2Cを使ってみることにした。

この3年間使用してきたWiMAXの方が高速で安定しているが、通信量が少なければ楽天ポケットWi-Fiの方が 経済的である。


[2、3か月使っての感想]

スマホのテザリングと大差がない。バッテリー容量が小さいため、ほぼ毎日充電が必要である。 しばらく使わないと、電源が自動的にオフになるため不便である。 電波は届いても、ホームルータとして使うのは無理がある。

ホームルータとしては、WiMAX用のホームルータに mineoの格安SIMを入れる方が経済的で使い勝手も良さそうである。 安定して使えることを確認したら、楽天Wi-Fiは解約したい。

パソコンからWi-Fi接続

開設はショップでやってもらった。 帰宅して、パソコンの Wi-Fi一覧を見ると、楽天ポケットWi-Fiが出ている。 この SSID をクリックすると、パスワード入力画面になる。 ここで WPA Key を入力するか、パソコンによるが、ポケットWi-Fiの WPSキーを長押しすれば接続される。

一旦繋がったが、すぐにインターネット接続なしになった。

DHCPの場合、問題はなかったかもしれないが、我が家のホームネットワークではパソコン間の通信を行った時期もあり、 IPアドレスを手動設定していた。3台中、2台は DHCPにして再起動でつながった。1台はその操作を2,3回行って も、デフォルトゲートウェイや DNSサーバーアドレスが新しい値に設定されないため、 一旦、ネットワーク設定を初期状態に戻したら無事接続できるようになった。

2階にポケットWi-Fiを置いて、パソコンを1階に置いた場合は電波は弱くなったが、動作した。 繋がらないときもあるかも知れない。

パソコンが1台しかない場合、パソコンがおかしいか、ポケットWi-Fiがおかしいか判断しにくいが、 たくさんあるときは楽である。

気が付くと、通信量は 1.26GB になっていた。最近使っていないパソコン2台をつないだままにしたので、 OSやウィルスバスターなどの自動更新が起きたのであろう。

ケーブルのときもWiMAXに変えても通信量を意識したことはないので、何がどれくらい使うかは分からない。 そのうち分かってくるであろう。

おわりに

自分にとっては、ポケットWi-Fiは有効ではなかった。パソコン用のホームルータとして使うには不便である。 数か月で解約した。

しばらく通信しないと接続が切れるので、その都度、ポケットWi-Fiの操作が必要になる。 ポケットWi-Fiを2階に置いて、1階のパソコンでも繋がるが、その都度、2階に上がってonにする必要がある。

バッテリ容量が小さいため、毎日のように充電が必要となる。 電源につなぎぱなっしは良くないと言われているので、不便である。

1台のパソコンだけで使うならば、テザリングと大差がない。

また、パソコン用のホームルータとしては、数10GB/月は必須となるため、通信料は格別に安いわけではない。

結局のところ、安上がりなホームルータとしては格安SIMの方が良い。 こちらは開設後、半年ほどになるが、致命的な欠点はない。

リファレンス

[1] WPS機能を利用して簡単にWi-Fi接続する方法