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Androidタブレット HAOVM

はじめに

日常的にはAndroidスマホを使っているが、旅行時には念のため、Androidタブレットも携行したい。

実機デバッグはまずAndroidタブレットで行い、そのあと Androidスマホで確認する。

メインとして使うわけではないので、安価なHAOVM機を購入した。

Wi-Fi接続

「接続処理中」から「保存済み」になって、うまくつながらない。つながるときもあるがすぐに切れる。

スマホのテザリングでは接続できた。ホテルのWi-Fi接続も全く問題なかった。ホームルータ接続に問題があるようだ。 これまで、パソコン、スマホ、プリンタ、テレビいずれでもホームルータ接続で問題は起きていない。

固定IPアドレスのパソコンでは、以前のホームルータとはアドレスが異なるため、つながらなかったことがあるが、 今回はDHCP接続であるから、事情は異なる。

スリーブ状態のとき繋がり、通信を始めるとすぐに切れる傾向にある。

テザリングは使えるので、Wi-Fiは当面テザリングを使うことにする。地図アプリはUSBデバッグでもよい。 


ようやく、正常につながるようになった(2023.11.1)。

OSとしてはスマホと同じ Android 12 であるが、スマホは購入時はたしか Android 11 であり、 のちに Android 12 にバージョンアップしたものである。機器としては、最新のものであるから、Wi-Fi接続にも最新機能は使われている可能性がある。 一方、ホームルータは約4年前の製品である。このため、不適合が起きているのであろうと推測した。

これまで WiMAXモバイルルータ Speed Wi-Fi HOME L02 は概ね初期設定のままで使用してきた。何か、この設定を変えねばならないのであろう。 設定項目は多岐にわたっていた。

まず、記事[5]を参考にして、802.11b/g/nから802.11b/gに変更した。しかし、これでは解決しなかった。

次に、Wi-Fi暗号化強化(PMF) を ON から OFF に変更した。これは、無線LAN管理フレームの一部を保護する機能(PMF)であり、 本機能の使用を要求してきた子機に対してのみこれを有効にするようだ。 多分、これまでに接続してきたパソコン、スマホ等は本機能の使用を要求していないのであろう。一方、HAOVM はこれを要求しているのであろう。 PMF対して Speed Wi-Fi HOME L02 または HAOVM がうまく対応しないのであろう。これを OFF にすると、うまくつながるようになった。

Wi-Fi PMFで検索した結果、あらたに 記事[6] が見つかった。とりあえずの対策はこれでいいようだ。

これで Android Studioのワイヤレスデバッグも動作するようになった。

ワイヤレスデバッグ

一度つながったが、その後、うまくいかない。ポート番号が異なっている。以前、スマホとのワイヤレスデバッグでも同じことがあった。 そのときは、一旦、ペア設定済みのデバイスを削除して繋ぎなおすとうまくいった。

タブレットのワイヤレスデバッグでは以下のようになっている。しかし、Android Studio では No Devices である。

なぜ、固定ポート番号が使われないのだろうか。

デバイス名 M8_Plus
IPアドレスとポート 192.168.100.111:34817
ペア設定済みのデバイス hatada@DELL

accuBattery

早速に、accuBatteryをインストールした(2023.10.23)。

地図アプリを動かす

同じ地図アプリを当面、Androidエミュレータ LDPlayer、スマホ、タブレットで動かす。ファイルの保管先や解像度などが異なるため、 地図アプリが何で動いているかを Build.MANUFACTURER で識別する。 Androidエミュレータ LDPlayerでは "LDPLayer"、タブレットは "incar" である。

最小限の動作確認を行った。これからチューニングを行うが、詳細はこちらに記載する。

リファレンス

[1] テザリングとは? Android スマホでテザリングするメリットや注意点を解説
[2] テザリングが繋がらない~DNS編~
[3] 【Windows10】DNSを設定する方法
[4] Wi-Fiが一台だけ繋がらない…原因と実践したい9の対処法
[5] WiMAXモバイルルータ(HWD・URoad等)が頻繁に「制限つきアクセス」になるトラブルの解決法。接続の規格を802.11b/g/nから802.11b/gに変更すればよい
[6] Wi-Fi通信を安定させたい